レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ペレス、立候補を正式表明

フロレンティーノ・ペレスが表舞台へ帰ってきた。

マドリードのホテル・リッツで記者会見を開き、10分以上の長いスピーチで立候補を表明した。

マドリーの会長職を辞してから3年間は、沈黙を続けることがマドリーにとっての最大の貢献であると信じていた、だが、クラブの問題を解決するために立候補を決意したと説明。そのためのアイデアと人材を持っていると語った。

とはいうものの、プロジェクトに含まれる具体的な名前は明かさなかった。

アスによると、「C.ロナウドは世界最高の選手の一人」「ラウールは議論の余地なくマドリディスモのシンボルだ」と話したようだが、監督についても、選手についても、「公約」として人物の名前を挙げることはなかった。

バルダーノジダンの名前は「マドリーにとって重要な人物」として挙げたようで、この2人は、この最近の報道を見る限りは、何らかの役職でペレス陣営に入るものと思われる。

面白いのは、ペレスが会長時代の過ちを認める発言をしたことだ。

確かに、立候補するなら触れなければならないことだから、今後のためにこの形で説明した方が良いという判断なだけかもしれないが、「過去の失敗は繰り返さない」という表明でもあり、以前のような方針から転換するプロジェクトを持ってくる可能性は十分にある。

実際「ジダネスとパボネス」から「パボネスとジダネス」、カンテラーノを中心として活かすプロジェクトがあるとも伝えられている(もういないパボンの名前を使うのも違和感があるけれど・・・)。

プロジェクトが明らかになった時に、改めてどんな方針を取るのか、確認したい。

選挙までちょうどあと1か月。

圧倒的な注目度を維持するペレスに対抗できる候補が現れるだろうか。