レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ケディラ獲得

シュツットガルトは、公式サイトでケディラの移籍に関してマドリーと合意に至ったことを発表した。

先日、ケディラとマドリーは合意に至っていることを既に代理人が認めているため、何もなければ移籍が決まる。

シュツットガルトのSDフレディ・バビッチは、昨日交渉に向かい、ケディラのマドリー移籍について合意した。

ケディラはとても重要な選手だし、模範となる選手だ。彼の移籍は我々にとって辛いものだが、一方でマドリーでキャリアを続けたいという彼の望みも理解している。彼の新しい挑戦に幸運があるように祈っているよ。」と語った。

ケディラはメディカルチェックを済ませた後、アメリカで合宿を行っているトップチームに8月2日に合流することになる。

移籍金などは明らかになっていないが、1000万から1200万ユーロ、ケディラとは5年契約を結ぶと思われる。

・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・

アス、マルカともに上のようなことを書いているので、本決まりと言って良いだろう。

マドリーは800万ユーロほどで合意したかったとも伝えられていたが、移籍金に関してはシュツットガルトの言い値に近い金額になったよう。

これで中盤中央の補強は終了となる。

シャビ・アロンソはほぼ先発確定としても、あと1~2の枠をラス、ガゴ、ケディラ、ディアラあたりが争うことになる。

仮にシャビ・アロンソ+2という構成であれば、当然ながら3センターの形になるので、カカの居場所がない可能性もあるが、状況に応じてトップ下の役割がある4-2-3-1と使い分けると今のところは考えても良いのだろうか。

ドイツの快進撃を支えた選手がマドリーでどういうプレーができるのか、注目したい。それと、今のマドリーの中盤にはないレベルの体の大きさを持っているので、その点では大きなアドバンテージとなるだろう。

■残るは最終ライン

前線から補強していくいつものマドリーのオフとなっているわけだが、最後に最終ラインの整備が残っている。

W杯前から伝えられていたマイコンは、今もその話題の中心にいる。が、マドリーの姿勢は大きく変化した。

W杯前にはセルヒオ・ラモスセンターバックにコンバートし、右サイドバックマイコンを据えることが大きな目標となっていたけれど、W杯でのプレーを見て、モウリーニョセルヒオ・ラモスの右サイドバックに満足したと伝えられている。「ラモスでOK、マイコンは必要なし」といった見出しが出たこともあった。

そのため、無理に3000万ユーロに近い移籍金を払う気をなくしたようだ。数日前、2800万ユーロ+インセンティブで合意という報道がされたが、今のマドリーはその金額でマイコンを買う気はないと考えて良いと思う。

「2800万?じゃあマイコンは要らない」という見出しの記事がマルカに出ていたが、セルヒオ・ラモスの使い方で十分右サイドは事足りるとモウリーニョが判断したならば、右サイドで無理をする必要はない。

その後、ベテランで格安と思われカルバーリョの話題が出てきたり、チアゴ・シウバの話題が出てきたりと、できるだけ安く、控えに良いようなセンターバック探しに焦点が移ったように思われる。

コラロフがシティに移籍し、バランスの取れた左サイドバックの獲得候補があまりいないことを考えても、右とセンターは経験あるバックアップメンバーを獲得することを考えた方が良いだろう。

モウリーニョのチームでどうなるかは分からないが、数シーズン懸案となっている左サイドを何とかできるなら、そちらに資金を投じた方が良いと思う。