移籍金は300万ユーロで、アルティントップとガラタサライの契約は4年間、300万ユーロ程度の年俸と伝えられている。
昨オフにボスマン移籍でバイエルンからマドリーへ移籍したアルティントップ。
サイドバックや中盤でいろいろなポジションをこなせる選手ということで、チームとしてはベンチにいて欲しいタイプの選手だったが、彼がプレーすることはほとんどなく、コパデルレイがプレー時間のほとんどを占める結果となってしまった。
このことは、彼自身にとっては不幸だったが、マドリーにとっては、負傷者などのトラブルがないままにシーズンを終えられたことの証でもある。
シャヒンとの契約のために、「併せて獲得”せざるを得なかった”選手」などとも言われ、結果としてもピッチでインパクトを残せないままマドリーを去ることになってしまったが、彼のような選手がいたからこそ、いつもピッチに出る選手が頑張れる。
マドリーには、フリーの選手が300万ユーロを残すという置き土産も残してくれた。短い期間で、ピッチで特長を見るまでには至らなかったが、1シーズンの働きに感謝。
大きなクラブで過ごしてきた経験を母国のクラブで生かし、今後はピッチで結果を残せるよう、幸運を祈りたい。