今オフ、トップチームで最初の新契約はトニ・クロースとのものになった。
マドリーはクロースの移籍についてバイエルンと合意に達し、クロースとは6年契約を結ぶことを公式に発表した。
報道によれば移籍金は3000万ユーロ。
残り契約が1年だったとはいえ、彼のようなプレーヤーとこの金額で契約できたのは良いニュースだ。
長短のパスの正確さがクロースの一番の特徴で、W杯でもコンスタントに良いプレーを見せていた。素早いサイドへの展開が期待でき、組み立てで大いに貢献してくれるだろう。
昨シーズンの形を基本に考えれば、まずはモドリッチとポジションを争うことが想定される。インテリオールとしてボールを動かし、前線に入っていくようなプレーができれば、攻撃面では比較的すぐに馴染めそう。
中盤に彼のようなタイプのプレーヤーが加わったことで、ボールを持った時にやれることは多くなる。
金額的には”普通”の移籍ではあるが、マドリーにとって重要なプレーヤーを加えることができた。