レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

ペレスとモウリーニョは合意済み?

コペの記事を簡単に。

ラージョ戦の勝利後、モウリーニョはバルデベバスに戻り、チームに水曜日までの休暇を与えることを決定した。そのため、モウリーニョは、彼の好きな街のひとつであるロンドンで48時間すごすことが出来た。

(中略)

イングランドモウリーニョの郷愁を誘うところだと知られている。彼が2004年から2008年までチェルシーを率いたこもあるが、より重要なのは、終わりがあることと、マドリーでのサイクルが終わったことを知っていることだ。

モウリーニョはクラブで孤立している。唯一の理解者はフロレンティーノ・ペレス会長であり、彼は理解しがたいほどに、モウリーニョのいかなる言動も擁護していた。だが、1月7日にその信頼は崩壊した。モウリーニョはその日、マドリーの仕事があるとして、チューリヒで開催されたFIFAバロンドールの授賞式へ、ペレスと同行しなかった。しかし、彼が午後に息子の練習を見学に行っていたことが後に発覚し、ペレスは、マドリーのメンバーの移動を簡単にするため。自家用機を出してまで移動したにもかかわらず、モウリーニョがそうした対応を取ったことに激怒した。モウリーニョは嘘をついたのだ。

これがきっかけとなり、ペレスはモウリーニョとの関係を打ち切るため、解決策を探すことにした。契約は2016年までで違約金が法外であるため、一方的な契約解除は、クラブにとってベストではない。

”El Partido de las 12”という番組によれば、正当な範囲で双方にとって一番良い着地点を見つけるため、ペレスはモウリーニョと会談することに決め、合意した。その合意とは、モウリーニョは1000万ユーロの違約金で6月30日にマドリーを離れるというものである。

(以下略)

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以下、モウリーニョの次の行き先はチェルシーではないかという推測で終わり。

バロンドール授賞式の一件は、それほど大きな出来事ではないかもしれない。これだけが原因というのも、少し違和感はある。

だが、文中にあるように、自ら招聘したこともあって、何かと擁護してきたペレスにとってみれば、嘘をついてまでクラブとして出席する行事を回避したことは、大きな裏切りと感じても不思議のないことだ。

いずれにせよ、現段階で表立った話にはならないだろうが、2000万ユーロを超えると言われる違約金を半額にして双方自由になるという取引が実際にあるとすれば、それはペレスにとってはかなり良い落としどころだろう。

モウリーニョとともに沈むことを望まず、次期会長選へ出馬するなら、サポーターの風向きも決して良いわけではないモウリーニョと上手く「手切れ」することは、ペレスにとって重要だからだ。

ともかく、次期も会長職に留まろうとするなら、マドリーにとって出来るだけ良い選択をしてもらいたい。