スペインの初戦。
グループCよりはよっぽどましなグループDだけれど、難敵が揃っていることに変わりはない。
どこまでいけるか、スペイン。
■スペインの先発メンバー
GK:カシージャス
MF:イニエスタ、シャビ、セナ、シルバ
FW:ビジャ、トーレス
4-2-3-1かと思いきや、結局2トップを選択したアラゴネス。
中盤は誰が出てもポゼッションできそう。一方2トップがそれに合っていないのは周知の事実。それが一番の問題だと思われる。
■ロシアの先発メンバー
GK:アキンフェエフ
MF:セマク、ビジャレトジノフ、セムショフ
一時期マドリーが注目していると伝えられたパブリュチェンコが先発。
監督はヒディンク。
■簡単に振り返ってみる
スペインの問題は中盤のポゼッションに対してトップの引き出しが少ないこと。カウンターなら最高の2人なんだけれど・・・
あとは最終ラインから良いパスが出にくそうな点。さらに両サイドバックがむやみと上がっては怖い。
最終ラインからのパスが制限されれば大会最高の中盤と思われるメンバーでも、思う用意いかないと思うが、ロシアはそういう感じで来なかった。
中盤で勝負を挑んでもらえれば、スペインは自信を持って戦える。
が、得点が遅攻からでなかったことも事実。
ボールを持っている状態から、持たされている状態になってきた時にどうにかできるかが今後のカギになりそう。
2トップを活かすカウンター狙いができれば良いけれど、そんなに柔軟性はなさそうだし、そのあたりを解決しないと攻めあぐねるだろう。
この試合での4得点で勢いがつけば、一気に駆け上がれるかもしれないが・・・
中盤を活かすならグイサを使った方が良いと思う。
■マドリーにフィードバック
今日の試合を見てビジャがマドリーに合うとは思えなかった。
ニステルやラウールのプレーの引き出しの多さは貴重に思える。ポゼッションを前提として、それに合わせられるフォワードを探した方が良い。
今朝のスペインにはいなかったタイプのセンターバック、ペペのプレーはチームの幅を広げてくれる。
(代表の時の方が伸び伸びやっているように見えるが・・・)
それと、懸案のロナウド。やっぱり獲得すべきと世論の方向を変えるほどの活躍を今大会でできるだろか。