レアルマドリードのある生活

レアルマドリードの応援日記。試合中心にお送りします。

モウリーニョと契約更新、2016年までの契約を結ぶ

モウリーニョとの契約が2016年までの延長されたことが、公式サイトを通じて発表された。当初の契約は2014年までとなっていたが、2年延長で合意したとのこと。

昨シーズンは、バルセロナを決勝で破ってコパデルレイ優勝を果たし、今シーズンはリーガを制覇と、徐々にいい結果を残していることは評価に値する。今シーズンのリーガ制覇は、勝ち点100、121得点という素晴らしい結果を伴ってのものであることも特筆すべきだろう。

また、CL決勝トーナメントで勝負弱かったマドリーを2年連続で準決勝へ導いたことも、今回の契約延長の材料になったと思われる。

バルセロナの後塵を拝していたことで、メディア対応やチームの指導の方向性が非常にまずいことになっていたのは以前書いたとおりであり、それが大きく変わったとは思えない(記者会見にカランカを送り込むことで、モウリーニョの言動が騒動になることは少なくなっているが)。

実績は認めるが、敵を増やす必要を感じないので、そうしたところで、個人的にはしこりを感じてしまう。リーガを制したことで変化すれば良いのだが。薄い望みであっても、それに期待するしかないだろう。

加えて言えば、モウリーニョが直接補強を求めた選手に外れが多いのも気になるところ。モウリーニョが権限を持つならば、その方面に強い補佐役が彼の側にいてくれると助かる。

ある程度の数の選手が移籍しそうな今オフでは、うまくチームを作っていく必要があるだろうから、モウリーニョだけにゆだねることなく、クラブとして良い選択をして欲しいものだ。

チームを導く実績はマドリーでも十分作った。あとは、マドリーというクラブに合ったメディア対応や、フロント全体としての良い仕事を求めたい。